古いぬいぐるみには、「ウレタン」という素材を使用しているものがあります。
ウレタンは劣化すると砂状になり、生地に張り付いたり隙間に入り込んでしまいます。
ぬいぐるみを傷めてしまう原因にもなってしまいますのでウレタンが入っている場合は、丁寧に取り除き新しい綿に入れ替えます。
準備中です。
脱毛してしまった箇所に、下地を貼り付けます。
脱毛部分を生地と似た色の毛糸で埋めます。
毛立てを使い毛羽立たせ、毛足を作りハサミで整えます。
脱毛してしまった箇所の裏に下地を貼り付け、脱毛部分に生地と似た色の毛糸を一本ずつ縫い込みます。
元の生地色と全く同じにはなりませんが、出来る限り似た色の毛糸を使用することで全体の風合いをなるべく変えないように治療いたします。
プリント仕様の目が割れていたり、プリントが薄くなっているものは1つ1つ手書きで目を作成します。
人の手で描くものなので、元のようなプリントの目にはなりません。
患者様に合わせて、一つずつ手作業で作ります。
肉球を1つ1つ作ります。
土台を切って周りをやすり、その土台を生地でくるみます。
全て出来たら肉球の形になるようにパーツをつなぎ合わせます。
一足分の肉球も、パーツを1個ずつ作ってから、つなぎ合わせて1つの肉球を作ります。
準備中です。
古いウレタンが使用されている場合は、新しい綿を詰める前に、隅々までキレイに取り除きます。